りんくす ぶろぐ

写真・オーディオ・日記など

Judas Priest Epitaph World Tour 2011-2012 愛知公演に参加しました

2012年2月14日、愛知県芸術劇場で行われたJudas Priest Epitaph World Tourに参加しました。
海外アーティストのライブに行くのは初めてなのでドキドキしました。今まではI’ve系や水樹奈々さんのライブが殆どでしたもので。


愛知県芸術劇場

Judas Priestを知ったのは確か2008年ごろ。ニコニコ動画に上がっていたPainkillerの動画を観て衝撃を受けました。なんてすごいパフォーマンスなのだろうと。いつかライブに参加したいと思いつつも中々機会が無くて参加できずにいました。
今回のEpitaph World Tourは最後の日本ツアーとのことで、これを逃したらもう二度とチャンスは無いので思い切って参加。
16時過ぎに愛知県芸術劇場、大ホールの前に到着。開演が19時でしたがすでに何人か待っている人が居ました。ウロウロしていると同じくライブに参加する方に話しかけられ少し雑談。でも、私はJudas Priestについて殆ど知らないので大したことは話せずorz


入場の様子。


19時にライブが始まり、先ず思ったのは音がとても鮮烈で生々しい!特にギター、ドラム、ロブのシャウトには驚きました。ああ、これが超一流アーティストのパフォーマンスなんだと。
新しくメンバーに入ったリッチーがとにかくカッコイイ!スタイルはもちろんのこと、観客を煽って盛り上げてくれるしギターソロは脱退したK.K.ダウニングに劣らず素晴らしいものでした。

私はドラムが昔から好きなので、スコットを見ていることが多かったんですが、このスコットのパフォーマンスがカッコイイ!演奏技術が高いのはライブDVDで知ってたんだけど、時折スティックを高く上に上げて見事にキャッチするところ、左手で高速にスティックをくるくると回しながら右手で叩く、少しテンポの遅い曲でスネアを叩いた後、スティックを一回転させてまたスネアを叩く。このあたりのパフォーマンスには驚いたし心からカッコイイと思いました。また、両足でバスドラを踏みながらタオルで顔の汗を拭いていた時はどれだけ演奏に余裕があるの?とすら思いました。

とまあ、基本スコットを見ていたんだけど、激しいギターが始まるとそちらに目が行き、ギターを見ているとロブの超高音シャウトが会場に響き渡り、どこを見ていたらいいのでしょう?という感じでした。当然、テンションは上がる一方なので気づいたら拳を振り上げてるし、体は揺らしっぱなしでした。揺らしすぎて、会場前に11000歩だった歩数計がライブ終了後に見たら22000歩を超えていたのには驚きました。それくらい夢中になってました。中盤はテンションが上がりすぎてちょっと涙すら出てきたほど。

他に良かったのはスコットのドラムソロが聞けたということ。ドラムが好きな私はライブでドラムソロが聞けるかどうかはかなり重要だったりしますが、最近参加したライブではなかったもので嬉しかったです。ドラムソロからのPainkillerは最高でしたと書きたい所ですが、Painkillerの途中で音響にトラブルがあり高域が全く出なくなったり復活したりの繰り返しで終わってしまいで残念・・・まあ、ライブだしたまにはトラブルがあるよね。

後半、ロブがバイクで登場した時に日本の国旗を背負いながら出てきたのも印象的で、バイクから降りた後にとても丁寧に国旗をバイクの上に載せていた姿から改めてファンをとても大切にしているんだと感じ、心優しい方だと思いました。

Priestのメンバーは新しくメンバーに加わったリッチー以外若くないにも関わらずそれを全く感じさせないパフォーマンスで、ライブに参加して本当に良かったです。
Priestのライブ活動はこれが最後でもう二度と参加することは出来ないだろうけど、圧倒的な存在感と素晴らしいライブパフォーマンスは私の心の中にいつまでも残り続けると思います。



2005年に行われたRISING IN THE EASTでのPainkiller
ロブは当時53歳



1990年に発売されたPainkillerのPV
ロブは当時39歳


B006BB8J6Yペインキラー
ジューダス・プリースト
SMJ 2012-02-15

by G-Tools
Painkiller(日本のみの2012年最新リマスター盤/ボーナス・トラック2曲収録/歌詞・対訳付き)