クリーン電源を変更 / PS AUDIO P10 から LUXMAN ES-1200 へ
色々とあってクリーン電源をLUXMANのES-1200に変更しました。
今まで使っていたPS AUDIOのP10はタッチパネルの液晶画面がついていて、出力電圧・位相などの変更が出来ましたが、ES-1200は何も設定がなく、シンプルな構造です(ボタンが2つついてますが、どちらも表示の切り替え)。
重さも33Kgという腰が心配になる重さから17Kgへと大幅にダウン。
お店では直接P10とES-1200の視聴が出来なかったため、自宅でのP10有り無しとお店でのES-1200有り無しを比較しました。
結果、ES-1200は解像度が非常に高く、立体的で低域は伸び、高域の音抜けも素晴らしかったです。
大きな箱です。
重さがそこまでではないため、ダンボールは1つです(D-08uやMQ-300はダンボールの中に無地のダンボールがもう一つあります)。
買ってから気づきましたが、アクリル板が分厚くとても綺麗。
入出力電圧が表示されています。
スイッチで切り替えると入出力の歪み率、消費電力が表示できます。
また、一番下のメーターも消費電力で100W毎に1メーター増えると思われます。
自宅で改めて聴くとまた印象が違い、電源ON後すぐに聴いたときは非常にクリアな音ではあるけど、全体的に冷たい印象に感じました。特にP10の音が暖かみのある濃厚な音だったのでギャップが・・・
ただ、これは何時間か付けっぱなしにしておくと良くなっていき、次の日にはそういった印象も無くなりました(それでもP10ほどの濃さは無いですが)。
今までもふわっとした立体的な音ではあったけど、スピーカーの存在が消えたような鳴り方まではいきませんでした。
1組数十万以上のハイエンドなケーブルが必要なのか。それとも高価なラックが必要なのか。音響パネルが必要なのか。色々と考えてましたが、まさか電源環境がこれほど音に影響するとは思いませんでした(P10とES-1200でこんなにも音に差があるとも・・・)。
ノイズが大幅に減ったためか、左右のセパレーションが凄まじくいいです。曲によっては生々しすぎて耳がくすぐったいくらいに感じます。
自宅の電源環境はかなり悪く、2%〜4%ほど電源が歪んでいます。P10ではその歪を0.3〜0.4%くらいに抑えてましたが、ES-1200は常時0.1%以下と目で見てわかる性能差もあります。
値は張りますが電源環境が悪い中で透き通った立体感のある音を目指している方には必須の機材ではないかと思います。何を聴いても本当に気持ちのいい鳴り方をしてくれます。