りんくす ぶろぐ

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Accordo(アッコルド)とAccordo Essence(アッコルド エッセンス)

少し前の話、今年の4月に STUDIO FRANCO SERBLINから発売されたAccordo Essenceを聞く機会があったため、聞いてきました。

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システム構成は構成はCH D1 > SPEC RPA-MG1 というシンプル構成。このスピーカー用のセッティングというよりはたまたまこれになってたと思います。ケーブルはスピーカーとラインがJORMA DESIGNのUNITY、その他は覚えていません。

Accordoにウーファーが追加され大きく感じます。グリルのゴム糸が黒からグレーになり私はこちらの雰囲気のほうが好きです。

聞いた感想は・・・低音の量感が思った以上にあり迫力があります。膨らむことも無くかなり下まで伸びていて気持ちがいい。解像度はとても高く、左右に音が広がりバランスの良い大型スピーカーの音。各楽器の音がはっきりとしていて現代のハイエンドスピーカーという鳴り方に感じました。それでいてAccordoのような心地いい響きも感じます。好みの音です。

 

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記憶の中のAccordoと比べていましたがスピーカーの名前にAccordoと付いている以上、両方セッティングしてもらい聴き比べてみました。

 

聞いてみると・・・Accrdo EssenceにAccordoのような響きを感じるもののAccordoの魅力には程遠く、弦やボーカルのしっとりとした艶のある柔らかい響きはAccrdoならではだと感じました。

Accrdo EssenceはどちらかというとAccordoではなくその前に発売されたLIGNEAの音に近く、少しクールな鳴り方(とはいえ他のメーカーとくれべれば十分艶のある音)に感じます。少なくともAccordoの低音が強化された音ではないのは確かです。

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仕上げはAccordoのようにとても美しく、特にグレーになったグリルのゴム紐は魅力的に感じました。個人的にはLIGNEA Essenceと呼びたいスピーカーです。

私はAccordoの音が好きで、さすがセルブリン・・・と感じた試聴結果でした。