りんくす ぶろぐ

写真・オーディオ・日記など

オーディオ機器のセッティングとケーブルの変更

前回の更新から随分と間が空いてしまいました。使用している機材が変わったわけではありませんがいくつか変更があるため、書いていこうと思います。

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・ラックを3段から2段に変更

こちらは変更前の様子

1段減らすことで立体感が増し、より奥行きを感じることができるようになりました。出来ればスピーカーの間は何も置きたくありませんが、部屋の大きさの制限で中央にしか置けません。配置するにあたって出来るだけシンメトリーになるようにし、音の定位位に影響が無いようにしています。

 

・スピーカーケーブルを変更

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アクロリンクの7N-S1040 Leggendaというものです。以前はオーグラインの銀と金の単線(0.4mm)にシールドや絶縁体を取り付けて作ったのを使用していました。オーグラインならではのふわっとした柔らかい音が良かったのですが、あまりにもケーブルが細いせいで芯の細い音(ボーカルなどが広がりすぎてしまう)になっていました。流石にスピーカーケーブルで情報量が減りすぎると思い、かといってハイエンドケーブルを買う予算もなく、行き着いたのがこのケーブルです。

ある程度の太さがあることもあり圧倒的な情報量です。芯が太く、音が立体的で定位が良くなりました。というか、今までがひどすぎただけかもしれません。

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ここには写ってませんが、Yラグはフルテックの六角ナットでケーブルを取り付けられるものを使用しています。以前はクライナのケーブルインシュレーター、Helica1を巻いていましたが、このケーブルに巻くと中域が強調されてバランスが崩れたため今回は使用していません。また、ケーブルと一緒にメッシュシールドとナイロンカバーを購入して取り付けたのですが、シールド効果よりも素材の音が乗ることで音が濁るデメリットが大きかったため、このまま使用しています。

 

アクロリンクが思った以上に良かったため、調子に乗ってラインケーブルも購入してしまいました。

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スピーカーケーブルと同じ7Nの銅で作られた、7N-A2110 Leggendaというものです。1.5mを購入してプリアンプとパワーアンプ間で使ってみたのですが・・・

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確かに情報量が多くなりました。ただ、この青色がいけないのか何か分かりませんが、樹脂のような嫌な付帯音が多く乗ってしまいました。特に一番残念だったのが倍音成分が大きく減ってしまったことです。LUXMANとAccordoという組み合わせは倍音豊かな音が特徴ですがその成分が大きく減ってしまいました。エージングで変わるようなタイプでも無いので、プリ・パワーアンプ間で使うのは諦めてプレーヤーとスタックスの間で使ってみました。こちらでも現在使っているオーグラインの銀とプラチナの合金ケーブルから変更すると情報が大きく減ってしまい、使う気にならず。現在はPCオーディオで使用しています。

ケーブルを変更してグレードアップを図るにはヨルマデザインを選択するしか無いかもしれません。予算の関係でとても買えそうに無いため、しばらくこの状態で行こうと思います。